【2024年最新版】サウナの設置に関する消防法を解説・安心して自宅・家庭用サウナを楽しむ為に

サウナの設置に関する消防法

PSEマークの違い

MySaunaは、サウナを販売しているメーカーで唯一、東京都の消防の設置許可を通すことができます。
(東京都の消防による、消防法点検は日本で最も厳しいと言われております。)
※自治体によって、My Saunaが初めて許可を取った事例が複数ございます。

PSE【3つの区分】

海外製品は日本の消防法の基準を満たしていない製品もございます。

PSEなし

PSEマークが付いていない製品は、日本国内での販売が禁止されています。
PSEマークは、日本国内で販売される電気製品が、電気用品安全法に基づく厳しい検査をクリアしていることを示す証です。

サウナバス用電熱器

サウナバス用電熱器とは、サウナ内で使用されるヒーターのことで、こちらもPSEマークを取得していなければなりません。
サウナ全体の温度を管理する非常に重要な役割を担っております。
ヒーターのみ購入する場合は必須です。

サウナバス適合品

サウナバス適合品とは、サウナ全体が電気用品安全法の基準を満たしていることを示す製品です。
サウナバス適合品には、サウナバス用電熱器だけでなく、サウナの構造全体が含まれています。
家庭用サウナを箱ごと購入する場合は必須です。


サウナの設置をする際には、消防法によって、製品の規格が細かく規定されております。
しかし、海外製品などでは日本の消防法の基準を満たしていない製品も多く出回っております。
特に、サウナを自宅に設置する場合、法的な要件や火災リスクの懸念は避けて通れない問題です。
この記事では、サウナ設置に関連する消防法について解説し、自宅で安心してサウナライフを楽しむためのポイントをご紹介します。
自宅サウナ・家庭用サウナの購入や設置を検討されている方は、ぜひご一読ください。

サウナの安全性に欠かせない消防法について

消防法とは?

消防法は、日本における火災予防や安全確保のために制定された法律であり、特に建築物やその使用に関連する規制を定めています。
自宅にサウナを設置する際にも、この法律に基づいていくつかの要件を満たす必要があります。
特に注意が必要なのは、サウナストーブやその周囲の設置場所に関する規制です。

サウナストーブは高温を発生させるため、その設置場所には慎重な配慮が必要です。
消防法では、電気サウナストーブの設置に関して、離隔距離(ストーブと周囲の可燃物との間の距離)が厳格に定められています。
この距離を確保することで、火災の発生リスクを大幅に軽減することが可能です。
具体的には、ストーブと壁、天井、床、さらには家具や装飾品などとの距離が問題になります。
離隔距離を守らないと、熱が集中して火災を引き起こす可能性が高まります。

また、消防法では、電気設備に関する安全基準も設けられており、電気サウナストーブはPSEマークを取得している製品を使用することが義務とされています。
PSEマークとは、電気製品の安全性を保証するマークであり、日本国内で販売される電気製品に対して義務付けられています。
このマークがついていない製品は、国内で使用することが法的に許されていないため、自宅サウナを設置する際には注意が必要です。

消防法はまた、火災時の避難経路の確保についても規定しています。
サウナ室のドアが内開きであったり、逃げ道が一方向に限られている場合、火災時に迅速な避難が困難になる可能性があります。
そのため、2方向の避難経路を確保することが推奨されています。
さらに、2022年の消防法改正により、一部のサウナ設備に対する規制が強化されました。
この改正は、サウナ施設での火災事故を防ぐためのものであり、特に商業用サウナや大型施設での適用が進められていますが、個人が設置する家庭用サウナにおいても、法的規制をしっかりと理解し遵守することが求められます。

テントサウナに消防法は適用されない場合もある

テントサウナは、近年のアウトドアブームと相まって急速に普及しています。
軽量で持ち運びが容易なテントサウナは、自然の中で手軽にサウナ体験を楽しむことができるため、特にキャンプやリトリートなどで人気です。
しかし、その特異な構造から、テントサウナには消防法が適用されない場合があります。

テントサウナ

一般的に、テントサウナは防火対象物に該当しないと判断されることが多いです。
これは、テントサウナが一時的な設置物であり、建築物としての基準を満たしていないためです。
消防法の適用を受けるのは、主に建築物やそれに準ずる施設であるため、テントサウナはその範囲外とされます。
しかし、これはテントサウナが完全に無規制であることを意味するわけではありません。
火気を使用する以上、適切な安全対策を講じることは必須です。
たとえば、テント内で使用するストーブやヒーターには、常に換気を確保し、周囲の可燃物から十分な距離を取ることが求められます。
また、自然環境で使用する際は、周囲の植生や地形にも注意を払い、火災のリスクを最小限に抑えるための準備が必要です。

テントサウナはその設置場所や使用方法によって、地域の条例や規制に従う必要がある場合もあります。
特に公園やキャンプ場などの公共の場で使用する場合、その施設の管理者からの許可が必要となることが多いため、事前に確認しておくことが重要です。
消防法の適用外であっても、安全に楽しむためには自己責任が伴います。

サウナストーブの離隔距離不遵守

消防法で定められているサウナストーブの離隔距離は、火災予防において極めて重要な要素です。
離隔距離とは、サウナストーブと周囲の可燃物との間に設けられるべき安全な距離のことを指します。
この距離を確保することで、ストーブが発する高温が直接周囲の可燃物に影響を与えることを防ぎ、火災のリスクを大幅に低減することが可能です。

例えば、木造住宅やサウナ室内に設置されるサウナストーブの場合、壁や天井、床からの距離が一定の基準を満たしているかどうかが確認されます。
一般的には、ストーブの前面、背面、側面、上部にそれぞれ数十センチメートル以上の距離を確保することが求められます。
この距離を守らなかった場合、ストーブから発する熱が壁や天井に集中し、やがて発火する危険性が高まります。

また、離隔距離が不十分な場合、ストーブ周辺の温度が極端に上昇し、木材が炭化する恐れもあります。 木材が炭化すると、その部分は非常に燃えやすくなり、ちょっとした火花や高温に触れるだけで発火する可能性があるため、注意が必要です。
消防法では、離隔距離の不遵守が原因で発生した火災に対しては厳しい罰則が設けられている場合があります。
これは、火災が起きた場合の被害が甚大になる可能性が高いためです。
そのため、離隔距離の遵守は、単に法的な義務であるだけでなく、家庭や近隣の安全を守るための重要な対策でもあります。

サウナストーブを設置する際には、必ずメーカーの指示やガイドラインを確認し、それに基づいて適切な離隔距離を確保するようにしましょう。
特に、家庭用サウナでは、限られたスペースでの設置が求められることが多いため、離隔距離を守ることが難しい場合もありますが、そのような場合には、ストーブ周囲に不燃材を使用するなど、追加の安全対策を講じることが推奨されます。

不燃材料の未使用

サウナの安全性を確保するためには、不燃材料の使用が重要な要素となります。
サウナストーブが高温を発生させるため、その周囲に配置される材料が燃えにくい、または燃えない性質を持っていることが求められます。
消防法でも、不燃材料の使用は火災予防の観点から推奨されていますが、これが不十分であると、重大な火災リスクを招く可能性があります。

また、家庭用サウナの設置においても、不燃材料の選定が重要です。
限られたスペースでサウナを設置する際、ストーブからの熱が周囲に影響を与えることを防ぐために、断熱材や耐火材を適切に配置することが求められます。
不燃材料が適切に使用されていない場合、消防法違反となる可能性があるため、設置前に十分な確認と対策が必要です。

消防法の観点からも、不燃材料の未使用が火災リスクを高める要因として認識されています。
そのため、自宅サウナを設置する際には、設置場所の周囲に不燃材料を使用し、火災リスクを最小限に抑えることが重要です。
設置後も定期的に点検を行い、材料が劣化していないかを確認することが、長期的な安全性の確保につながります。

非認証の電気ストーブの使用

電気ストーブをサウナに使用する際、PSE認証を取得していない製品を選ぶことは極めて危険です。
PSE認証は、日本国内で販売される電気製品が一定の安全基準を満たしていることを示すもので、この認証を持たない製品は法的に使用が許可されていません。
非認証の電気ストーブは、火災や電気ショックのリスクが高く、特にサウナのような高温環境ではその危険性が増大します。

消防法では、こうした安全基準を満たしていない電気製品の使用を禁止しており、違反すると罰則が科される可能性があります。

さらに、設置後も定期的に点検を行い、ストーブが正常に作動しているか、過熱や異常がないかを確認することが推奨されます。
こうした点検は、家庭での安全性を維持し、安心してサウナを楽しむために欠かせないプロセスです。

自宅サウナを安全に使用するために

サウナ火災の予防には、いくつかの基本的な安全対策を講じることが必要です。
まず、サウナストーブの設置場所を慎重に選び、周囲に可燃物を置かないことが最も重要です。

消防設備の適切な設置

自宅サウナを設置する際には、消防設備の適切な設置も重要な要素となります。
例えば、火災報知器や消火器をサウナ室の近くに設置することで、万が一の火災発生時に迅速に対応できるようになります。
火災報知器は、煙や高温を感知すると警報を発し、火災の早期発見に役立ちます。
消火器の設置場所については、サウナ室内ではなく、外部の容易にアクセスできる場所に配置することが推奨されます。
サウナ内での火災は高温で危険なため、消火器が直接手に届く場所にあっても、正確に操作するのは困難です。

そのため、サウナ室の外で火災が発生した場合に、即座に消火活動が行える場所に設置するのが理想的です。
また、自宅サウナを設置する際には、事前に消防署に相談することも有効です。
地域の消防法規や安全基準に基づいて、適切な対策を講じることができ、火災発生時のリスクを大幅に軽減できます。

自宅サウナのメンテナンスと点検

自宅サウナを安全に使用するためには、定期的なメンテナンスと点検が欠かせません。
サウナは高温で使用されるため、設備が劣化しやすく、定期的に点検を行うことでトラブルを未然に防ぐことができます。
電気ストーブの場合、電源コードやプラグの状態を確認し、破損や異常がないかを確認します。
また、煙突を使用するタイプのサウナでは、煙突内の煤やタールの蓄積状況を定期的にチェックし、必要に応じて清掃を行うことが重要です。

国産サウナの優位性と選択のポイント

自宅サウナを選ぶ際には、国産品か海外製品かを慎重に検討することが重要です。
特に消防法を遵守する点において、国産サウナは多くの優位性を持っています。
国産サウナは、日本国内の法規制に基づいて製造されており、消防法や建築基準法などの安全基準をクリアしています。
これにより、設置後のトラブルが発生しにくく、安心して使用することができます。
また、PSE認証を取得している製品が多く、安全性が保証されています。

一方、海外製品は、日本の法規制に適合していない場合があり、設置や使用に際して問題が生じる可能性があります。
例えば、離隔距離の規定や不燃材の使用基準を満たしていない場合、火災リスクが高まるだけでなく、法的な問題が発生することもあります。
また、国産サウナは、アフターフォローやメンテナンスサービスが充実している点も大きなメリットです。
製造元が国内にあるため、部品の交換や修理が迅速に行われ、長期的に安心して使用することができます。
さらに、国産サウナは日本の気候や生活スタイルに合わせた設計がされているため、快適なサウナ体験が期待できます。
国産サウナを選ぶことで、法的なリスクを回避しつつ、安全かつ快適なサウナライフを送ることができます。
特に初めて自宅サウナを設置する場合には、国産品を選ぶことを強くお勧めします。

自宅サウナ設置に向けた専門業者の選び方

自宅サウナの設置を検討する際には、信頼できる専門業者を選ぶことが成功の鍵となります。
サウナ設置は、専門的な知識と技術が必要であり、適切な業者に依頼することで、安全で快適なサウナ環境を実現できます。

さらに、業者が提供するアフターサービスやメンテナンス体制も重要なポイントです。
自宅サウナは定期的なメンテナンスが必要であり、業者が長期的にサポートを提供できるかどうかを確認しておくことが安心につながります。
特に、サウナ設置後に引っ越しを予定している場合は、業者が移設作業に対応できるかどうかも確認することが重要です。

My Saunaなら安全(国産・アフターフォロー充実)

My Saunaは、日本国内で製造された高品質なサウナ製品を提供しており、その安全性と信頼性が多くのユーザーから高く評価されています。
特に、自宅サウナの設置を検討している方には、My Saunaも選択肢の1つとしていただければと思います。

My Saunaは、PSE認証を取得しています。
これにより、電気サウナストーブをはじめとする電気製品が日本の安全基準をクリアしていることが保証されます。
また、サウナストーブは、サウナとは独立した作りになっているため、火災リスクを最小限に抑えています。
さらに、My Saunaは国産の木材を使用し、加工まで全て国内で行っており、日本の環境に適した材質やその住宅環境に適した設計が施されています。
設置から使用まで、安心してサウナライフを楽しむことができます。

また、アフターフォロー体制も充実しており、購入後のメンテナンスや修理サービスが提供されています。
My Saunaは、長期的に愛用することができるよう設計されています。
万が一のトラブルにも迅速に対応しているため、お客様に安心してご使用していただけます。
My Saunaの製品は、ショールームで実際に体験することができ、設置前に納得して購入を決定できる点も魅力です。
自宅サウナを安全に、そして快適に楽しむためには、信頼できる製品とメーカーを選ぶことが不可欠です。
自宅サウナを検討されている方はお気軽にお問い合わせください。

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