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リフォーム(リノベーション)して自宅に サウナ設置!メリットや費用、注意点を解説

サウナ

ここ数年で“サ活(サウナ活動)”という言葉が定着するほど、サウナは多くの人々の生活に欠かせない癒しの場となりました。
都内の人気スパ施設は連日混雑し、「もっと気軽にサウナに入りたい」「自宅で“ととのう”時間を持ちたい」というニーズも高まっています。
そんな中、注目されているのが自宅へのサウナ導入。特に、ライフスタイルにこだわりを持つ方々の間では、リフォームやリノベーションを機に自宅内にサウナを設置するケースが増えてきました。
この記事では、「マンションでもサウナは設置できるの?」「費用はどれくらい?」「本当にリフォームする価値はあるの?」といった疑問に答えつつ、自宅サウナのメリットや注意点、具体的なリフォームアイデアまでを丁寧に解説していきます。


自宅にサウナを設置するメリット

いつでも利用できる手軽さ

施設に行く時間や混雑を気にせず、思い立ったときにすぐ入れるのが自宅サウナの最大の魅力です。
仕事帰りにサッと汗を流したいときや、休日に朝からゆったりととのいたいときにも、移動ゼロでサウナにアクセスできる贅沢。
毎日の生活に「整う時間」を自然に組み込むことができます。

プライバシーの確保

公共のサウナでは、他人の目や混雑が気になることもありますが、自宅サウナなら完全プライベート空間。
好きな音楽を流したり、照明を暗めにしたりと、誰にも邪魔されず自分だけの空間を満喫できます。
特に家族と共有する場合も、お互いに時間をずらすことでストレスフリーに利用可能です。

健康効果の継続性

サウナには血行促進や疲労回復、ストレス軽減など多くの健康効果がありますが、それを持続するには「継続」が鍵になります。
施設通いだとどうしても習慣化が難しくなりますが、自宅にあることで週に数回、あるいは毎日といった高い頻度での利用が可能に。
結果的に健康改善効果をより実感しやすくなります。

家族や友人とのコミュニケーションの場

自宅サウナは、自分だけの癒し空間であると同時に、家族やパートナー、仲の良い友人と“ととのう時間”をシェアする特別な場所にもなります。
共に汗を流し、リラックスすることで自然と会話も増え、心の距離もぐっと近づきます。

自分仕様のサウナ体験

温度設定、照明、香り、音楽などを完全に自分好みにカスタマイズできるのは、自宅サウナならではの特権です。
サウナストーンにお気に入りのアロマを垂らしてロウリュを楽しんだり、あえて低温で長めに入って読書時間にしたりと、施設では味わえないパーソナルな体験が可能です。

感染症や衛生面の安心感

コロナ禍をきっかけに、共用施設の衛生面に不安を感じる人も増えました。
自宅サウナであれば、掃除や使用頻度を自分で管理できるため、常に清潔な状態を保つことができます。
小さなお子さんや高齢の家族がいる家庭でも、安心して利用できるのは大きな利点です。

自宅にサウナを設置する際の注意点

自宅サウナは大きな満足と日常の癒しをもたらしてくれる一方で、導入前に知っておくべき注意点もいくつか存在します。
せっかくのサウナ体験を後悔のないものにするためにも、設置前の不安や疑問を事前にクリアにしておきましょう。

施設のように本格的に“ととのう”ことができないサウナもある

家庭用サウナにはさまざまなタイプがありますが、その中には、サウナ施設のような「ガツンとくる高温ドライサウナ」とは異なる機能を持つものもあります。
たとえば、市販の安価な遠赤外線タイプのサウナは、室温が50〜60℃程度にとどまり、発汗はできても深部体温まで温まらないことが多く、“ととのい”に近い感覚を得にくいケースがあります。
また、湿度・ロウリュ対応・熱量の出力設計も製品によって異なるため、購入前にしっかり確認が必要です。
「とにかく汗をかきたい」「施設のように整いたい」といったニーズを持っている場合は、出力110℃以上・ロウリュ対応・断熱性の高いモデルを選ぶ必要があります。

設置スペースに困るケースがある

マンションや都心の住宅などでは、限られた空間にサウナを導入するのが難しいと感じる人も多いかもしれません。
特に浴室や脱衣所に設置したい場合、配線・換気・排熱スペースの確保が課題となりやすく、後から「場所が足りなかった」と後悔することも。
さらに、サウナ本体だけでなく、「外気浴スペース」「水風呂代わりのシャワー導線」なども含めて導線設計を考慮する必要があります。
単にサウナを置くだけでなく、前後の行動まで快適にできるかどうかが満足度を左右します。

設置・維持費用が想定よりかかることも

自宅サウナの設置には、本体費用だけでなく、施工・電気工事・断熱処理・換気設備など複数の費用が発生します。
特にリフォームと併せて導入する場合は、トータルで100万円を超えるケースも珍しくありません。
また、導入後のメンテナンスや部品交換、数年後のリフレッシュ(木材の張替え、ヒーター更新など)もコストとして計画しておく必要があります。
安価な製品を選んだ結果、早期に壊れて買い替えが必要になり、結局割高になることも。

リフォーム(リノベーション)時にサウナを導入するメリット

リフォームやリノベーションは、単なる住まいの改修ではなく、ライフスタイル全体を見直す絶好のタイミングです。
そこにサウナを組み込むことで、機能性と癒しの両立が叶い、暮らしの質をワンランク引き上げることができます。
この章では、リフォーム時だからこそ得られるサウナ導入のメリットを詳しく解説します。

最適なスペースに設置できる

リフォームの大きな強みは、間取りや動線の自由度が高いことです。
サウナ設置を前提にレイアウトを考えられるため、使いやすく、生活に馴染む配置が可能になります。
たとえば、寝室横にサウナスペースを設けて“就寝前のリラックスタイム”を日課にしたり、バスルームと直結させてスムーズな入浴動線を実現したりと、生活の導線にぴったりと沿った設計ができます。
また、リフォームだからこそ、既存のデッドスペースを活かして無駄なく設置することも可能。
使われていなかった納戸や物置を改装し、サウナ専用ルームとして生まれ変わらせる例も多く見られます。
将来的なメンテナンスや換気のことも見据えて、最初からプロに設計してもらえる点も安心です。

サウナ→水風呂→休憩のトータルコーディネートが可能

サウナの魅力を最大限に引き出すには、「サウナ → 水風呂(またはシャワー) → 休憩(外気浴)」のセットが欠かせません。
リフォームを機にサウナを導入することで、この一連の流れをスムーズに楽しめる環境づくりが可能になります。
たとえば、浴室の近くにサウナ室を設置し、そのすぐ隣に水シャワーや水風呂を用意。
さらにその先にリクライニングチェアやハンモックを置ける休憩スペースを設けることで、まるでスパ施設のような“ととのい動線”が自宅で完成します。
外気を取り入れたバルコニーでの外気浴も、リフォーム時に排気・断熱設計を行うことでより快適に整えられます。
このような全体設計は、後付けでは難しいことが多いため、リフォーム時の導入は大きなアドバンテージといえるでしょう。

デザイン性の向上

リノベーションの目的のひとつに、住まいの「デザイン性の向上」が挙げられます。
サウナを取り入れることで、家の中に非日常的な癒しの空間が加わり、インテリアに深みと個性をプラスできます。
たとえば、天然木を使ったナチュラルテイストのサウナ室は、空間全体を柔らかく温かみのある雰囲気に変えてくれます。
また、ガラス扉を用いて開放感を演出したり、間接照明を取り入れることで、高級ホテルのような上質な空間演出も可能です。
さらに、リビングやバスルームとのデザインの統一感を持たせることで、サウナが「異質な設備」ではなく、「生活の一部」として自然に溶け込むようになります。
これは新築ではなくリノベーションだからこそ、自由度の高い空間づくりが実現できるポイントです。

サウナ×リフォーム アイディア

自宅にサウナを取り入れる際、ただ「置く」だけではなく、空間全体を見渡して工夫することで、より快適で満足度の高いサウナライフが実現します。
ここでは、リフォームやリノベーションと組み合わせて考えたい、サウナ導入のアイディアをご紹介します。

使っていない部屋をサウナスペースに

物置状態になっている空き部屋や、使用頻度の低い和室・納戸などがある場合、それをサウナスペースとして有効活用するのは非常に有効なアイディアです。
遮音性のあるドアに変更したり、リラックスチェアや照明を設置することで、単なる設置ではなく、「自分だけのサウナルーム」に進化させることができます。
内装にもこだわることで、サウナ室と外気浴スペースを統一感ある空間として演出可能です。
間接照明、木目調の壁材、観葉植物などを取り入れれば、ホテルのような癒しの空間を自宅で再現することも夢ではありません。

洗面所・脱衣スペースの空いたスペースに

実は、サウナとの相性が非常に良いのが洗面・脱衣所まわりのスペースです。
お風呂との導線が近いため、水風呂やシャワーとの行き来もスムーズにでき、「サウナ→水風呂→外気浴」の流れを最短距離で完結できます。
湿度管理や排気ダクトの取り回しも比較的スムーズに設計できるため、コンパクトなスペースでも機能的に仕上げられるのが魅力です。
さらに、洗面所の一角にリラックスチェアを配置し、窓からの自然光や観葉植物と組み合わせて、外気浴的な“ととのい”スペースに仕上げるのもおすすめです。
タオル収納やアロマの設置など、五感に配慮した空間づくりが可能になります。

ビルトインタイプを設置

本格的にサウナ空間を演出したいなら、「ビルトイン型サウナ」の導入も検討してみましょう。
壁面や家具と一体化する設計により、生活空間との調和が取りやすく、狭小住宅やマンションでも圧迫感を感じさせない設計が可能です。

リフォームしなくても自宅にサウナ設置可能?

「サウナを自宅に導入したいけれど、リフォームはちょっとハードルが高い…」そんな方も安心してください。
実は近年、リフォームを伴わずに導入できる家庭用サウナも数多く登場しています。
MySaunaでは、マンションや戸建てを問わず、設置スペースに合わせて1mm単位のカスタマイズ設計が可能です。
既存の空間にぴったりフィットするよう設計されるため、洗面所や脱衣所の一角、使っていない収納スペース、ベランダ、ガレージなど、ちょっとしたデッドスペースでも導入できる柔軟性があります。
大掛かりな間取り変更や配管工事が不要なモデルも多く、「工事が必要だから…」と諦めていた方にとっても現実的な選択肢となっています。
また、MySaunaのスタッフが事前に現地調査を実施し、設置可能なサイズや換気、電源の取り方、動線などを丁寧にヒアリングしたうえで最適なプランを提案します。
設置後も、メンテナンスや部品交換、10年・20年先のアップデート対応まで、充実のアフターサポートが用意されているのも安心ポイントです。
つまり、リフォームなしでも、プロのサポートと高品質な国産設計によって、あなたの家にもサウナがやってくる時代です。
ライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で快適なサウナライフを始めたい方は、ぜひ一度MySaunaにご相談ください!
あなたの理想の“ととのい空間”は、意外とすぐ手の届く場所にあるかもしれません。

サウナ×リフォームで、暮らしの質を高めよう

自宅にサウナを設置するという選択は、単なる“贅沢”ではなく、健康やリラックス、家族との時間といった「生活の質」を高めるための有効な投資です。
リフォームやリノベーションのタイミングであれば、より理想的なレイアウトや導線を実現でき、サウナ→水風呂→休憩の“ととのい動線”を自宅内に再現することも可能になります。
「いつでも自宅でサウナに入りたい」「家の中に“自分だけの癒しの場”を作りたい」と考えている方は、まずはMySaunaの製品や導入事例をチェックしてみてください。
無理なく、無駄なく、自分らしいサウナライフを実現する一歩が、そこから始まります。

周りを気にせずリラックスしたサウナ体験をするために

サウナ

サウナを最大限に楽しむためには、環境が重要です。特に自宅での利用は、完全なプライベート空間を提供し、リラックス効果をさらに高めます。
また、ついつい公共のサウナでは周囲を気にする必要がありますが、自宅用サウナなら自分のペースで利用可能です。
仕事や家事の合間など、日々自分のライフスタイルに合わせて気軽にサウナを楽しめます。
そして、温度や湿度を自分好みに調整し、好きな音楽やアロマを取り入れることで、究極のリラクゼーション空間を作ることができます。

「My Sauna」は、自宅に手軽に設置できる高品質なサウナシステムです。
コンパクトなデザインながら、プロ仕様の温熱効果を実現。
さらに、省エネルギー設計で環境にも配慮されています。
自宅でのサウナ利用は、自律神経のケアだけでなく、毎日のストレス解消や美容、健康維持にも役立ちます。

サウナは、現代のストレス社会において自律神経のバランスを整える素晴らしい手段です。
その効果を引き出すには、正しい入り方と適切な頻度が重要です。
また、リラックス環境を最大化するため、自宅用サウナを導入するのも一つの選択肢です。
「My Sauna」を活用すれば、自分だけのリラックス空間を作り出せます。 サウナを通じて、心身ともに健康的な生活を送りましょう。まずは近所のサウナや自宅用サウナを試して、その効果を実感してみてください!


MySauna編集部 薪田

MySaunaは、自宅・家庭用サウナの魅力を、多くの方にお届けしたいという想いで運営しています。
編集部の「薪田」は、これまでに全国120カ所以上のサウナ施設を訪問。
週に2〜3回のペースでサウナを利用し、設備や温熱環境、動線設計などに注目して、各施設を体感的に検証してきました。
サウナ文化への深い理解と、実体験に基づく知見をもとに、記事の企画・監修を行っています。

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