HOME > Magazine > 注文住宅にサウナを設置する場合の費用や注意点を解説!

サウナを自宅に設置したいと考えたことはありますか?
自宅でサウナを楽しむことができれば、毎日の生活にリラックスと健康を取り入れることができます。
近年のサウナブームの影響で、サウナ付きの注文住宅を検討する人が増えてきています。
しかし、サウナ設置に伴う費用や手間、間取りの問題、そして安全性などの懸念点も少なくありません。
この記事では、注文住宅にサウナを設置する際のポイントや費用、設置方法について詳しく解説します。
これからサウナ付きのマイホームを考えている方にとって、最適な情報を提供します。
自宅でサウナを楽しむことは、ただの贅沢ではなく、健康とリラクゼーションを取り入れたライフスタイルの一部となります。
この記事を読み終えた後には、サウナ付きの注文住宅の魅力に気付き、導入を前向きに検討していただけることでしょう。

自宅へのサウナの設置は一見難しそうに思えますが、実際には、適切なプランニングと信頼できる業者のサポートがあれば、思いのほか簡単です。
日本製のサウナは、国内の厳しい安全基準を満たしており、設置後のアフターフォローも充実しているため、安心して導入できます。
最近の自宅用サウナはコンパクトで効率的な設計が可能となっており、スペースを有効に活用しながら家全体のデザインに溶け込むような仕上がりを実現できます。
また、自宅用サウナは自由にカスタマイズが可能で、間取りに合わせた設計や機能性の高いサウナ室を作り上げることができます。
例えば、ドライサウナやミストサウナ、さらには遠赤外線サウナなど、家族の好みに応じて選択できるのも魅力です。
これにより、他の施設に出かけることなく、自宅でいつでも好きな時に「ととのう」ことが可能です。
しかし、サウナ設置には初期費用がかかり、定期的なメンテナンスが必要となる点も頭に入れておくべきです。
とはいえ、サウナ付きのマイホームはその価値以上の満足感と健康効果をもたらします。
家族全員が安全に長く利用できるサウナを手に入れるためには、設計段階からしっかりと考慮することが大切です。
サウナを自宅に導入する際、最も重要なポイントの一つは、どのタイプのサウナを選ぶかということです。
サウナにはいくつかの異なる種類があり、それぞれが異なる特性と利点を持っています。
ここでは、自宅で楽しむための主なサウナの種類と、その特徴について詳しく紹介します。
ドライサウナ
ドライサウナは、最も一般的なサウナタイプであり、世界中で広く利用されています。
通常、ドライサウナは温度が80~100度に設定されており、湿度は10~20%程度と非常に低いです。
この高温で乾燥した環境は、体内の水分を迅速に蒸発させ、短時間で大量の汗をかくことができます。
そのため、体の新陳代謝を促進し、デトックス効果が期待できるのがドライサウナの大きな魅力です。
ドライサウナのもう一つの利点は、その設置のしやすさです。
コンパクトなデザインのものが多く、自宅の限られたスペースにも無理なく設置することができます。
木製の内装が温かみを感じさせ、視覚的にもリラックス効果を高めます。
さらに、ドライサウナは特別な設備を必要としないため、比較的低コストで導入することが可能です。
ミストサウナ
ミストサウナは、湿度が高く、温度が低めに設定されたサウナです。
一般的に、温度は40~50度程度ですが、湿度が高いため、体感温度はかなり高く感じます。
この湿度の高さは、呼吸器に優しく、乾燥しがちな肌にも良いとされており、特に女性や高齢者に人気があります。
ミストサウナは温泉施設やスパでよく見られますが、最近では自宅に設置できるタイプも増えています。
コンパクトなユニットであれば、浴室に設置することができ、リラックス効果と美容効果の両方を追求する方にとって理想的な選択肢となります。
また、ミストサウナは心地よい蒸気に包まれる感覚を楽しむことができ、体の芯から温めることが可能です。

注文住宅にサウナを設置する際の費用は、選択するサウナの種類やサイズ、設置場所、カスタマイズの程度によって大きく異なります。
一般的な相場としては、数十万円から数百万円程度が考えられます。
例えば、シンプルなドライサウナの設置には、約100万円から200万円程度が必要となることが多いですが、オプションを追加したり、大型のサウナを選んだりすると、さらに費用がかかる場合があります。
またサウナの維持費には、主に電気代と水道代が含まれます。
特にドライサウナは消費電力が高いため、月々の電気代がやや高くなる傾向があります。
さらに、定期的なメンテナンス費用も必要です。
これには、木材の手入れや、ヒーターや蒸気発生器の点検などが含まれます。
適切なメンテナンスを行うことで、サウナの寿命を延ばし、安全かつ快適な使用が可能となります。
自宅にサウナを設置することには、さまざまなメリットがあります。
以下に、自宅用サウナの主な利点を挙げます。
いつでも好きな時にととのえる
サウナに行くための準備や移動が不要で、好きな時間にサウナを楽しむことができるのは、自宅サウナの大きな魅力です。
仕事が終わった後や休日の朝、思い立った時にすぐにサウナに入れるのは、忙しい現代人にとって非常に便利です。
特に、ストレスや疲労が溜まったときに、すぐにリフレッシュできることは、健康管理においても大きな利点となります。
混雑しない
公共のサウナ施設では、他の利用者との兼ね合いや混雑が気になることがあります。
しかし、自宅サウナなら、混雑を気にすることなく、完全なプライベート空間で心ゆくまでリラックスできます。
他人の視線や騒音に気を取られることなく、自分だけの時間を楽しむことができるのは、自宅サウナの大きなメリットです。
自分の好みの温度に設定できる
公共のサウナでは温度や湿度が決まっていることが多いですが、自宅サウナでは自分の好みに合わせて温度や湿度を自由に調整できます。
ドライサウナで高温の爽快感を楽しむも良し、ミストサウナでじっくりと体を温めるも良し、その日の気分や体調に合わせたサウナ体験が可能です。
また、サウナに入るタイミングや時間も自由に設定できるため、リラックス効果を最大限に引き出すことができます。
自分の好きなスタイルでサウナライフを楽しめる
自宅サウナのもう一つの魅力は、自分のライフスタイルに合わせてサウナを楽しむことができる点です。
例えば、音楽を流したり、アロマオイルを使用して香りを楽しんだりすることができます。
マイサウナでは、多様なオプションが用意されており、内装や照明、さらには温度設定まで、細部にわたってカスタマイズすることが可能です。
これにより、自分だけの特別なサウナ空間を作り上げることができます。
もちろん、自宅サウナにはいくつかのデメリットもあります。
以下に、その主な欠点を紹介します。

初期費用がかかる
自宅サウナの設置には、当然のことながら初期費用がかかります。
サウナユニットの購入費用に加え、設置工事や電気配線工事が必要となるため、かなりのコストがかかることがあります。
しかし、この初期投資を長期的に考えると、サウナ施設への継続的な支払いと比べて、コストパフォーマンスが良い場合もあります。
設置スペースが必要
サウナを設置するには、ある程度のスペースが必要です。
特にドライサウナの場合、設置場所の選定には慎重になる必要があります。
サウナの設置場所としては、プライバシーが確保でき、十分な換気ができる場所が理想的です。
また、サウナを使用する際の動線を考慮した設計も重要です。
これにより、快適かつ効率的なサウナ体験が可能になります。
- 安全性やメンテナンス
- 注文住宅にサウナを設置する際は、安全性とメンテナンスに十分配慮することが重要です。
耐火性・断熱性に優れた素材を使用し、滑りにくい床材を選ぶことで事故を防ぐことができます。
また、電気設備は防水・耐熱仕様のものを採用し、換気を十分に確保することでカビや一酸化炭素の蓄積を防止できます。
他にも、サウナストーブの点検やドアの密閉性を確認し、清潔で快適な環境を維持することが大切です。
安全に長く使えるサウナをつくるには、技術力のサウナメーカーに相談しましょう。
特にサウナ導入の実績が豊富で、サウナに関するノウハウを持ち、購入後もアフターフォローをしてくれるような信頼できるメーカーを選ぶことで、安心してサウナを楽しむことができます。
- 設置場所(間取り)の工夫
- サウナを設置する場所は、家全体の間取りを考慮して決定することが重要です。
プライバシーが確保できる場所であり、十分な換気ができることが理想的です。
また、サウナを利用する際の動線を考慮することで、より快適なサウナ体験が可能になります。
- 電源の確保
- サウナを設置するためには、適切な電源の確保が必要です。電気配線や電力の確保が不十分な場合、サウナの機能が十分に発揮されない可能性がありますので、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
- サウナ本体のクオリティ
- サウナ本体のクオリティは、快適性や耐久性に直結する重要な要素です。
まず、使用する木材は耐熱性・耐湿性に優れたヒノキなどの木材を使用したものを選ぶことで、劣化を抑えつつ心地よい香りを楽しめます。
さらに、断熱性能の高い構造にすることで、熱が均一に行き渡る理想的な環境を実現できます。
ストーブは十分な発熱量を備え、安全機能が充実したものを選ぶと安心です。
また、ドアの気密性やベンチの座り心地など、細部の仕上げも快適性を左右するため、品質の高い製品を選びましょう。
サウナ本体の広さや形状、断熱構造、ストーブの能力のバランスも重要です。
サウナに関する専門知識と施工実績が豊富なメーカーに相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
- 水風呂やととのいスペースの動線
- 注文住宅にサウナを設置する際、水風呂やととのいスペースの動線は重要なポイントです。
サウナ本体の広さや形状、断熱構造、ストーブの能力のバランスも重要です。
サウナ→水風呂→休憩の流れがスムーズであるほど、快適なサウナ体験が得ることができます。
サウナ本体の広さや形状、断熱構造、ストーブの能力のバランスも重要です。
本格的に自宅でととのうために、水風呂はサウナ室の近くに配置し、移動時の温度差を考慮して滑りにくい床材を採用するのが理想でしょう。
サウナ本体の広さや形状、断熱構造、ストーブの能力のバランスも重要です。
また、ととのいスペースは風通しの良い場所に設け、リクライニングチェアや外気浴が可能な環境を整えると、より深いリラックス効果を得られます。

自宅にサウナを設置することを前提に注文住宅を建てる場合、間取りを工夫することで、動線がスムーズになり、限られたスペースを有効活用できるなど、多くのメリットがあります。
たとえば、浴室や脱衣所とサウナを近接させることで利便性が向上し、快適なサウナライフを楽しめるようになります。
また、屋外スペースやテラスと組み合わせることで、外気浴を取り入れたリラックス空間を作ることも可能です。
本章では、サウナを取り入れた住宅の間取りについて、具体的なアイデアやポイントをご紹介します。
浴室・脱衣所と直結したサウナ
サウナを浴室や脱衣所の隣に配置することで、動線がスムーズになり、入浴とサウナを一連の流れで楽しむことができます。
また、水風呂やシャワースペースを近くに設置することで、温冷交代浴がしやすくなり、より快適にサウナを活用できるでしょう。
さらに、冬でも寒さを気にせず利用できるため、一年を通して快適に過ごせる点も魅力です。
限られたスペースでも設置しやすいため、コンパクトな住宅にも適しており、家族で使いやすい動線を確保できることで、日常的にサウナを楽しむことができます。
テラスや庭とつながるサウナ
サウナのすぐ外に外気浴スペースを設けることで、自然を感じながらリラックスすることができます。
さらに、屋外シャワーや水風呂を設置すれば、自宅にいながら本格的な「ととのう」環境を実現することも可能です。
ウッドデッキや庭と組み合わせることで、より開放的な空間が生まれ、友人を招いて楽しむのにも最適で、ホームパーティーなどの場としても活用できるため、暮らしの楽しみが広がることも魅力のひとつです。
マイサウナは、カスタマイズ可能な高品質サウナを提供しています。
1ミリ単位でのサイズ調整が可能で、日本の職人が手掛けた品質の高い製品を手に入れることができます。
また、アフターフォロー体制も整っており、長く安心して使用できるサウナを提供します。
今回は注文住宅にサウナを設置する場合の費用やポイントを解説しました。
自宅にサウナを設置することで、いつでも好きな時にリラックスした時間を過ごすことができるメリットは計り知れません。
注文住宅を検討している方にとって、サウナの導入は、日々の生活を豊かにする一つの選択肢となるでしょう。
弊社は、ハウスメーカーのヤマダホームズ様をはじめとし、さまざまなハウスメーカーや工務店と協同提携しており、お客様のニーズに合わせた、会社様のご紹介も可能です。
My Saunaからご紹介した場合はお客様に特典がつく場合もございます。
また、設置場所や間取りを慎重に計画することで、家族全員が快適に利用できるサウナ空間を実現することが可能です。
MySaunaのホームぺージ内に導入事例として、間取り図面一覧をアップしております。
注文住宅にてサウナを導入することを検討されてる方のご参考になれば幸いです。
初期費用やメンテナンスの手間を考慮した上で、信頼できる業者を選び、安全で快適なサウナライフを楽しんでいただければと思います。