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低温サウナとは?種類や効果、正しい入り方まで解説

サウナ

サウナが身近なリラクゼーションとして親しまれるようになった昨今ですが、サウナの違いについて考えたことはありますでしょうか。
実は日本にあるサウナにも、様々な種類があります。「低温サウナ」もその一つです。
「自分にあったサウナに入ってみたい」
「サウナで体の調子を整えたい」
「そもそもどんなサウナがあるか知りたい」
そんなお悩みを持っている人も少なくないと思います。
今回は、数あるサウナの種類の中から、じっくり入浴できてリラックス効果が期待できる「低温サウナ」について、詳しく解説していきます。

低温サウナとは?

「低温サウナ」は、その名の通りサウナの中でも低い温度で室内が保たれています。
通常、低温サウナの温度は40〜60°Cに設定されています。
そのため、「高温サウナ」に比べて10〜15分ほど、比較的長めに利用しやすいのが特徴です。
日本国内で銭湯などに置かれている一般的なサウナは「高温サウナ」が多く、80〜100°Cに設定されています。
また「低温サウナ」は温度が低い代わりに湿度が高く設定されており、肌や髪が乾燥しにくいのも特徴です。
「温度が低い=汗をかきにくい」と思われがちですが、高湿度環境のため体感温度が上がりやすく、じんわりと発汗できる環境が整っています。
時間をかけて汗をかくことができるので、リラックス効果を得ることができます。 「短時間でしっかり汗をかきたい」「サウナ特有の刺激を楽しみたい」という方には「高温サウナ」、「ゆっくり温まりながらリラックスしたい」「体への負担を抑えながら楽しみたい」という方には「低温サウナ」がおすすめです。
目的に応じて使い分けることで、より自分に合ったサウナ時間を楽しめます。

低温サウナの種類

それでは次に、「低温サウナ」の種類について詳しく見ていきましょう。

スチームサウナ

「スチームサウナ」とは、水蒸気によって足元から温められるサウナで、室内温度は40〜60°Cに設定されています。
水が沸騰した蒸気が室内を満たしているので、低温ながらも高温の水蒸気で温まることができるのが特徴です。
そのため息苦しさを感じにくく、比較的長く楽しめるのが特徴です。
水蒸気の影響で湿度は約100%を維持しており、後述する「ミストサウナ」と比較すると暑さを感じやすい環境です。
睡眠の質の向上や、リラックス効果を期待できます。

ミストサウナ

「ミストサウナ」は「スチームサウナ」とは異なり、霧状の温水がミストとなって室内を充満し、温めるタイプのサウナです。
高湿度に加え、室内は35〜50°Cに保たれており、暑さ・息苦しさを感じにくい環境で過ごすことができます。
高湿度・低温のため比較的体への負担が少なく、サウナ初心者の方にも取り入れやすいのが特徴です。
ただし、体調や持病がある場合は医師に相談しましょう。
ミストが充満しているため、乾燥を気にすることなく入浴することができます。
また長時間の入浴によってじっくり発汗するため、毛穴の汚れが落ちやすく美肌効果も期待できます。
場所によってはハーブや薬草を用いており、よりリラックス効果を高めることも可能です。

遠赤外線サウナ

「遠赤外線サウナ」は、遠赤外線で体を直接温める方式のサウナです。
「スチーム」や「ミスト」と異なり、遠赤外線によって発生する輻射熱によって、体に直接熱が伝わります。
じんわりと熱が伝わるため、温かさが持続しやすいのが特徴です。
室内の温度・湿度ともに比較的低く設定されており、モワッとした息苦しさを感じにくいため、サウナ初心者の方や長時間リラックスしたい方におすすめです。
体を輻射熱で直接温めるため、血行促進効果によって肩こりや冷え性・むくみの改善、発汗による美肌効果も期待できます。

低温サウナの効果・メリット

発汗作用と血行促進

「低温サウナ」は室内の環境が低温・高湿度なため、「高温サウナ」と比べて体への負担が少なく、じっくり体を温めることができます。
比較的穏やかな環境で楽しめますが、高齢の方や持病のある方は医師に相談の上利用しましょう。
「高温サウナ」と比べてじっくり入浴できるため、じんわりとした持続的な発汗作用があります。
これにより、体のリフレッシュ効果や汗をかくことでさっぱりとした爽快感が得られます。
また血行が促進され、冷えや肩こりの改善も期待できます。

自律神経が整う

「低温サウナ」は「高温サウナ」に比べて、低温でじっくり体を温められます。
高温で一気に体が温まるよりも緩やかに心拍数が上昇するので、交感神経がゆっくり活性化されます。
サウナ室を出てからは、外気温の変化が「高温サウナ」に比べて少ないため、穏やかに副交感神経へ向かうことができます。
このように自律神経がバランスよく刺激されるため、「高温サウナ」よりも神経の昂りを抑えながら緩やかに自律神経のバランスをサポートすることが期待されます。

健康促進と美容効果

現代人の健康問題は様々ありますが、その中でも過大なストレスや睡眠問題は大きな課題の一つです。
「低温サウナ」は、そんなストレスや不眠を抱えている方にもおすすめできるサウナ方法です。
ゆっくりと体を温められるため、心身の緊張状態がほぐれ、同時に神経の昂りを穏やかにする効果が期待できます。
またじんわりとした発汗作用によるリラックス効果があり、積み重なったストレスの解消にも適しています。
また、低温サウナは高温サウナに比べて熱刺激が穏やかなため、心身を落ち着かせながらサウナを楽しみやすいのも特徴です。
仕事や家事などで緊張状態が続いている方にとって、ゆっくりと汗をかく時間は気持ちを切り替えるきっかけにもなります。
就寝前のリラックスタイムとして取り入れる方もおり、日々の休息習慣の一つとして親しまれています。
他にも発汗作用により肌の老廃物が毛穴から汗とともににじみ出てくるため、ターンオーバーの促進や、つるりとした肌を目指せる美肌効果も期待できます。

低温サウナの入り方

水分補給

入浴の前に、脱水症状を防ぐためにも適度な水分補給が不可欠です。
このとき、ミネラルウォーターも良いですが、電解質を含むスポーツドリンクやミネラルを含む麦茶などがおすすめです。
体の水分バランスを整えてくれます。水分量はコップ一杯の量が目安です。

体や髪を洗う

サウナ室に入る前に、必ず洗体を行いましょう。
サウナ室へは複数の人が出入りするため、体を清潔にしてから入浴するのがマナーです。
また体の汚れを取ってから入浴することで、サウナ効果をより実感することができます。 ます。

サウナ室に入る

いよいよサウナ室へ入室です。「低温サウナ」の入浴目安時間は、10〜15分です。
じっくり汗をかきながら穏やかな時間を過ごしましょう。
サウナに慣れていない方は、5分などの短い時間から少しずつ滞在時間を伸ばしていくのがおすすめです。
無理なく自分に合ったサウナ時間を楽しみましょう。
低温サウナは比較的長く入りやすい環境ですが、汗の量や体感には個人差があります。
「まだ汗をかいていないから」と無理に長時間入る必要はありません。
心地よく温まったと感じるタイミングを目安に、自分の体調に合わせて切り上げることが大切です。
特に体調が優れない日や疲労が強い日は、短時間の利用にとどめましょう。

シャワーなどで汗を流す

サウナ室で体を十分に温めたら、再び洗体を行います。
このとき石鹸類は使わず、シャワーのお湯だけで汗を流す程度にしてください。
汗を洗い流すことが目的なので、必要以上に肌の油分を流してしまうと肌が乾燥してしまう恐れがあります。

水風呂に入る

汗をシャワーで流したら、水風呂に入りましょう。火照った体をクールダウンさせます。
足から少しずつ水に浸かっていきましょう。
水風呂が苦手な方は無理せず、低温のシャワーでクールダウンさせる方法もあります。
また高齢の方や基礎疾患のある方は、心臓に負荷がかかる可能性があるため、外気浴だけにとどめることをおすすめします(必ず医師に相談の上、入浴してください)。
不眠解消が目的で入浴している方は、交感神経を刺激するため水風呂には入らないことをおすすめします。

休憩と水分補給

クールダウン後は、外気浴スペースなどで休憩をします。
目安の時間は10〜20分ほどです。
このとき、体を冷やしすぎないようフェイスタオルやバスローブなどで体を覆っておくことがおすすめです。
あわせて水分補給も欠かさず行いましょう。
発汗で失われた水分を補給して、脱水症状を起こさないよう注意してください。
入浴前に飲んだような、電解質を含むスポーツドリンクやミネラル豊富な麦茶などがおすすめです。

低温サウナはこんな人におすすめ!

「低温サウナ」は、以下のような方々におすすめです。

ゆっくり時間をかけてリラックスをしたい

「高温サウナ」と比べて低温・高湿度な「低温サウナ」は、サウナ時間が10〜15分と長く入ることができるためゆっくり体を温めることができます。
体の芯からポカポカと温められじんわり汗をかくことができ、深いリラックス効果を得られます。
「高温サウナ」で得られる「ととのい」と異なり、ゆっくりと穏やかなサウナ浴を楽しみたい方におすすめです。

高温サウナが苦手

「低温サウナ」は体温・血圧への刺激が穏やかなため、「高温サウナ」が苦手な人でも楽しむことができます。
また乾燥している環境が多い「高温サウナ」では、髪や肌にもダメージがいきやすいため、美容目的で入浴するには「低温サウナ」の方が適しています。
目的に合わせて入浴するサウナを選ぶのがおすすめです。

心臓への負担を減らしたい

「低温サウナ」は心拍数を一気に上げることがないため、比較的負担が少ない環境ですが、体調や持病によっては医師への相談が必要です。
高温サウナに比べると急激な温度刺激が少ないため、比較的穏やかに楽しみやすいのが特徴です。
ただし、体調や持病によって感じ方は異なるため、無理のない範囲で利用しましょう。
まずサウナを楽しんでみたい方には、「低温サウナ」に挑戦しやすい環境が整っています。

自宅サウナで低温サウナを楽しむ

「低温サウナ」はメリットや体に優しい効果がたくさんあります。
「低温サウナ」には種類が様々ありますが、共通しているのは「低温」かつ「高湿度」なことです。
低温でじっくり時間をかけて入浴することで、体の芯から温まることができ、じんわり汗をかくことができます。
血行促進による冷え・肩こりの改善、毛穴汚れなどの老廃物を排出することによる美肌効果、自律神経をバランスよく刺激されることによる深いリラックス効果が期待できます。
「低温サウナ」がおすすめな人は、ゆっくりサウナ時間を過ごしたい方や高温サウナが苦手な方、サウナに挑戦してみたい方などです。
「高温サウナ」とは異なり、低温で10〜15分の入浴は体への負担が少なく、比較的穏やかな環境のため、サウナ初心者の方にも取り入れやすいタイプです。
サウナと聞くと「熱くて我慢するもの」というイメージを持つ方もいますが、低温サウナはそうした印象とは異なり、穏やかに楽しめるサウナの一つです。
温度や湿度、サウナの種類によって体感は大きく異なるため、自分に合ったスタイルを見つけることが、長く楽しむポイントといえるでしょう。
無理なく心地よく続けられる方法を選びながら、日々のリラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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MySauna編集部 薪田

MySaunaは、自宅・家庭用サウナの魅力を、多くの方にお届けしたいという想いで運営しています。
編集部の「薪田」は、これまでに全国120カ所以上のサウナ施設を訪問。
週に2〜3回のペースでサウナを利用し、設備や温熱環境、動線設計などに注目して、各施設を体感的に検証してきました。
サウナ文化への深い理解と、実体験に基づく知見をもとに、記事の企画・監修を行っています。

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