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バレルサウナの値段(販売価格)・維持費用についてご紹介
日々のストレスや疲労感を癒す手段として、自宅にサウナを設置したいと考えている方が増えています。
中でも、木の香りとデザインが特徴的なバレルサウナは注目を集めています。
しかし、導入にはどの程度の費用がかかるのか、またその後のランニングコストはどうなるのかが気になるところかと思います。
本記事では、バレルサウナの価格相場や設置にかかるコスト、さらに維持費用について詳しくご紹介いたします。
バレルサウナとは、木製の樽(バレル)の形状を持つサウナのことです。
その特徴的なデザインは、見た目の美しさだけでなく、機能性にも優れています。
バレルサウナは、主に屋外に設置されることを想定して作られていますが、家庭用として庭や別荘、キャンプ場などで幅広く利用されています。
ここでは、バレルサウナの基本構造、特長、そしてメリットについて詳しく説明いたします。
バレルサウナは、主に高品質な木材を使用して製造されています。
一般的には、カナダ産のレッドシダーやヨーロッパ産のスプルース、パイン材などが用いられます。
これらの木材は耐久性が高く、断熱性に優れているため、サウナ内部の熱効率を向上させます。
また、木の香りはリラックス効果を高めるとも言われています。
樽型のデザインは熱対流を効率化し、短時間で室内全体を均一に温める効果があります。
この形状により、ヒーターやストーブの使用効率が高まり、エネルギーコストを抑えられるのも魅力です。
また、内部の天井が曲線状になっているため、広々とした空間を感じられる点も特徴です。
バレルサウナには、電気ストーブを使用するタイプと薪ストーブを使用するタイプの2種類があります。
それぞれにメリットがあり、選択肢は設置場所や利用者の好みによって異なります。
電気ストーブ型: 簡単に操作できるため、メンテナンスが少なく済みます。
薪ストーブ型: 本格的なサウナ体験が楽しめると共に、香ばしい薪の香りが楽しめます。
バレルサウナの本体価格は、サイズや使用される木材の種類、カスタマイズオプション、品質によって異なります。
一般的な価格帯は以下の通りです。
・コンパクトサイズ(2~4人用): 約150万円~300万円
・中型サイズ(4~6人用): 約180万円~350万円
・大型サイズ(6人以上用): 約250万円~500万円
バレルサウナに欠かせないストーブも、選ぶ種類によって価格が異なります。
ストーブ選びでは、効率性や使いやすさ、メンテナンスのしやすさを考慮することが重要です。
・電気ストーブ: 約10万円~60万円
・薪ストーブ: 約10万円~50万円
設置工事の費用は、土地の整備や基礎工事の有無、電気配線工事などによって異なりますので事前に工事費用についても確認をすることをおすすめします。
・土地整備(平坦化や基礎設置): 約5万円~30万円
・電気工事: 約10万円~20万円
・配達・設置費用: 約10万円~50万円
バレルサウナを運用する際には、いくつかのランニングコストが発生します。
まず、ストーブの種類に応じて必要な費用が異なります。
電気ストーブを使用する場合、1時間あたりの消費電力はおおよそ3~6kWhであり、月々の電気代は1,000円から3,000円程度が見込まれます。
一方で薪ストーブを使用する場合、薪1束の価格は約500円から1,000円となり、使用頻度に応じてコストが変動します。
薪を選択する場合は、その保管スペースや安定した調達手段を事前に確保しておくことが重要です。
また、バレルサウナの長寿命化には、定期的なメンテナンスが欠かせません。
次章で詳細を説明いたします。
バレルサウナを長期間快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
木材は自然素材であるため、適切なケアを怠ると劣化が早まることがあります。
ここでは、具体的なメンテナンス方法とポイントを詳しく解説します。
バレルサウナを適切に運用し、長く快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
まず、屋外に設置されるバレルサウナは、雨風や紫外線の影響を受けやすいため、外装の保護が重要です。
専用の木材用防水剤を年に1~2回塗布することで木材の劣化を防ぎ、外観を良好に保つことができます。
また、外壁にコケやカビが発生した場合は、柔らかいブラシや布を使って丁寧に拭き取り、必要に応じて抗菌剤を使用することで清潔さを維持できます。
次に、内装の清掃についてですが、サウナ内部の木材表面は使用中に汗や皮脂が付着しやすいため、定期的なケアが求められます。
使用後には必ずドアや窓を開けて内部をしっかりと乾燥させ、湿気がこもらないようにすることが大切です。
湿気を放置するとカビが発生する原因となるため注意が必要です。
また、専用の木材クリーナーを使用して、月に1度程度表面を拭き掃除することで、清潔で快適な状態を保つことができます。
さらに、サウナストーンの管理も欠かせません。
サウナストーンは熱源として重要な役割を果たすため、定期的な点検や交換が必要です。
ストーンに付着した灰や汚れは、数か月に一度取り除き、ストーンを取り外してブラシや水で軽く洗浄することで清潔さを維持できます。
ただし、この作業を行う際はストーンが完全に冷えていることを確認する必要があります。
また、ストーンがひび割れたり、表面が劣化している場合は交換のサインです。
通常、サウナストーンの交換は1~2年に一度を目安に行うと良いでしょう。
また、木材で作られたバレルサウナは、シロアリやその他の害虫の被害を受ける可能性があるため、防虫対策を定期的に行うことが重要です。
専用の防虫剤を木材の表面に塗布することで、害虫の侵入を防ぎ、木材の劣化を抑えることができます。
防虫処理を適切に行うことで、サウナの寿命を延ばし、快適な使用環境を維持することができます。
さらに、バレルサウナを設置する場所の環境もメンテナンスの一環として配慮が必要です。
特に周囲に草木が生い茂っている場合、サウナ本体に湿気がたまりやすくなり、木材の腐敗やカビの原因となることがあります。
そのため、定期的に設置場所の周辺を整備し、湿気がこもらないようにすることが大切です。
このように、防虫対策と設置環境の管理を合わせて行うことで、バレルサウナをより長く快適に使用することが可能になります。
バレルサウナの熱源であるストーブのメンテナンスも非常に重要です。
ストーブの点検を定期的に行い、不具合が見つかった場合は早めに修理や交換を検討することで、安全性を確保しつつ、サウナの効率を最大限に引き出すことができます。
これらのケアを継続的に行うことで、バレルサウナを長持ちさせ、快適なサウナ体験を楽しむことができるでしょう。
日々の小さなメンテナンスが、サウナの寿命を延ばすための大切な要素となります。
電気ストーブは、比較的メンテナンスが少なくて済むものの、使用頻度に応じて定期的なケアが必要です。
主に内部に溜まったホコリやゴミを取り除くことで、ストーブの効率を維持し、安全に使用することができます。
また、電源コードや配線に損傷がないかを定期的に確認し、破損や劣化が見つかった場合には速やかに修理または交換を行うことが大切です。
一方、薪ストーブは煙突の清掃が非常に重要なポイントとなります。
煙突内にすすが溜まると、排気がスムーズに行われず、煙が逆流したり火災のリスクが高まる可能性があります。
そのため、年に1回程度は専門業者による煙突清掃を依頼することで、安心して薪ストーブを使用できる環境を整えることができます。
このように、それぞれのストーブに応じたメンテナンスを行うことで、安全性と快適性を保ちながらバレルサウナを楽しむことができます。
バレルサウナを長く快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
使用後は、必ず内部の換気を行い、簡単な清掃をして汗や汚れを取り除くことが大切です。
また、月に1回は内装と外装の木材を拭き掃除し、清潔さを保つように心がけましょう。
さらに、半年に1回程度、防水加工剤や木材保護剤を塗布することで、木材を雨や紫外線から守り、劣化を防ぐことができます。
年に1回はストーブや煙突の点検を行い、必要に応じてプロの清掃サービスを依頼することで、安全性を維持することができます。
このように適切なメンテナンスを継続的に行うことで、バレルサウナは10年以上にわたって快適に使用することが可能です。
特に、劣化を防ぐためには日常的な使用後のケアを怠らないことが重要です。
MySaunaのバレルサウナは、耐久性や断熱性に優れた高品質な国産素材を使用しており、長年快適に利用できる点が大きな特徴です。
また、利用者のライフスタイルや好みに応じてオプションの追加やサイズやデザイン変更などができますので、お客様の理想のサウナを実現することが可能です。
さらに、設置からアフターケアに至るまでの充実したサポート体制もMySaunaが選ばれる理由です。
設置場所の事前調査をはじめ、専門スタッフによる設置作業、そして定期的なメンテナンスサービスまで一貫してサポートを提供しているため、安心してご利用いただけます。
バレルサウナに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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