サウナはコンタクトレンズをつけたままでOK?リスクや注意点について解説

コンタクトレンズ

サウナは心身のリフレッシュに最適なリラクゼーション空間ですが、コンタクトレンズを使用している人にとって、サウナでの着用が問題ないかどうかは気になるポイントです。
サウナの高温や湿度が目やレンズに与える影響、乾燥や不快感が心配になることもあります。
この記事では、サウナでのコンタクトレンズ使用の可否やリスク、注意点について詳しく解説します。目の健康を守りながら快適にサウナを楽しむ方法を学びましょう。

サウナでコンタクトレンズをつけて大丈夫?

結論から言えば、コンタクトレンズをつけたままサウナに入ることは可能です。
ただし、レンズの種類や目の乾燥の程度によって注意が必要です。

種類によって扱いが異なる

ソフトコンタクトレンズは目に密着するため、比較的サウナでも使用しやすいと言われています。
高温多湿な環境では乾燥しにくい特徴がありますが、目が乾燥しやすい方は注意が必要です。
特に長時間の使用や高温のサウナでは、乾燥が原因で不快感を覚えることがあります。 一方、ハードコンタクトレンズはソフトレンズに比べて乾燥しやすく、サウナのような高温環境ではレンズがずれたり外れやすくなります。
また、目が乾燥すると異物感が強くなるため、ハードコンタクトレンズを使用している場合は、必要に応じて外すことを検討するのが望ましいでしょう。

サウナでコンタクトレンズをつけるリスク

乾燥による不快感

サウナ内の高温環境では目の水分が蒸発しやすくなり、乾燥による不快感や異物感を感じることがあります。
特に、目が乾燥しやすい人や長時間サウナに入る場合は要注意です。

レンズの変形・ずれや外れ

ソフトコンタクトレンズは熱に強い素材でできていますが、極端な高温に長時間さらされると、わずかながら変形する可能性があります。
これにより視界のぼやけや目の違和感を引き起こすことがあります。
またハードコンタクトレンズの場合、目が乾燥するとレンズがずれたり外れやすくなります。
特にサウナから出た後に急激に目をこすったりする行為は避けましょう。

目の充血や炎症

乾燥や温度の影響で目が充血しやすくなるほか、サウナでの雑菌や汗が目に入ることで炎症を引き起こす可能性もあります。

ミストサウナや岩盤浴でのコンタクトレンズの使用はOK?

ミストサウナや岩盤浴は、サウナと比較して温度が低く、湿度が高いため、目やコンタクトレンズへの負担は少ない環境です。
そのため、基本的にはソフトコンタクトレンズであれば問題なく使用できますがいくつか使用に際して注意が必要です。
まずはじめに、ミストサウナでは湿度が高いため、レンズの表面に水滴がつくことがあります。
この場合、視界が一時的にぼやけることがありますが、慌てて目をこすらないようにしましょう。
また岩盤浴では横になる時間が長いため、目が乾燥しやすくなります。
こまめに目薬を使用して、目の潤いを保つことをおすすめします。

お風呂やプールでのコンタクトレンズ着用について

お風呂やプールでのコンタクトレンズ使用は、サウナに比べてリスクが高いとされています。
特に不特定多数の人が利用する施設のお風呂やプールの水には雑菌が多く含まれており、コンタクトレンズに付着すると感染症の原因となります。
また、水中ではレンズが外れやすくなるため、紛失のリスクも高まります。
こうしたリスクを鑑みてお風呂屋プールでのコンタクトレンズの使用は避けたほうがよいでしょう。

コンタクトをつけてサウナに入る際の注意点

コンタクト

可能であればコンタクトを外す

最も確実な対策は、サウナに入る前にコンタクトレンズを外すことです。
特に長時間サウナを利用する予定の場合は、より目が乾燥しやすく、コンタクトが目に貼りついたり、異物感を覚えたりする可能性が高まります。
また、高温のサウナではレンズに影響を及ぼす可能性があり、ソフトレンズであっても変形のリスクがあります。
このような環境下でなくても、普段から目の乾燥しやすい(ドライアイ)の方はさらに乾燥が進み不快感や炎症につながることがありますので、コンタクトは外すことをおすすめいたします。
なお、コンタクトを外す際は、専用のケースを準備し、手を洗うなどして清潔な環境で行うようにしましょう。

まばたきを意識する

サウナ内でコンタクトをつけたまま過ごす場合は、目が乾燥しないようにする工夫が必要です。
特に、目の潤いを保つために「まばたき」を意識的に増やすことを心がけましょう。
まばたきには涙液を目の表面に均一に広げる働きがあります。この涙液は目の潤いを保つだけでなく、酸素を目に供給する役割も果たします。
サウナ内の高温環境では、目の水分が蒸発しやすいため、涙液の補充がより重要です。
まばたきの回数を増やす方法としては、意識的に1分間に10回以上まばたきをし、目が乾燥しやすい場合は、人工涙液タイプの目薬を事前に使用しておくとよいでしょう。

レンズがずれたらすぐに出る

サウナでコンタクトレンズを装着している場合、目の健康を守るために適切な対応が必要です。
まず、手を清潔にすることが重要です。サウナ外の洗面所などで石鹸を使い、しっかりと手を洗いましょう。
次に、レンズの状態を確認します。鏡を使ってレンズが目の中で適切な位置にあるかをチェックし、異常がないか確認してください。
もし強い異物感がある場合や、レンズが傷ついていることが分かった場合は、無理をせず外して保管することをおすすめします。
ただし、レンズを無理にずらしたり動かそうとすると、目を傷つける可能性があるため注意が必要です。
また、違和感を無視してサウナに長時間とどまると、目のトラブルが悪化するリスクがあります。
少しでも異常を感じたら、早めに適切な対処を行いましょう。

サウナ(お風呂)用メガネが便利!

サウナ

コンタクトレンズの使用に不安がある場合は、サウナやお風呂で使える専用のメガネを活用するのがおすすめです。
これらのメガネは高温多湿な環境でも特別な加工がされているため、レンズが曇りにくく、クリアな視界を保つことができるため、安全に使用できるよう設計されています。
視力補助の役割を果たすだけでなく、目への負担を軽減し、快適にサウナを楽しむ手助けをしてくれます。
特に長時間の利用や繰り返し入る場合には、こうした専用メガネを使用することで、より安心してリラックスできるでしょう。

サウナ(お風呂)用メガネを選ぶ際は、まず曇り止め機能がしっかりしているものを選ぶことが重要です。 サウナ内は高温多湿のため、一般的なメガネではすぐに曇ってしまい、視界が遮られることがあります。 次に、レンズの強度が高く、耐熱性に優れた商品を選ぶことで、高温環境でも安全に使用できます。 また、フレームは軽量で、鼻への負担が少ないものを選ぶと、長時間の使用でも快適に過ごせるでしょう。

まとめ

サウナ

本記事では、サウナでのコンタクトレンズの使用について、またサウナ(お風呂)用メガネの活用方法についてご紹介しました。
視力が低く、サウナ内での移動や行動をスムーズにしたい方には、サウナ(お風呂)用メガネの使用をおすすめします。
特に、普段からメガネを使用している方にとっては、サウナ内でも快適に視界を確保できるため、安全性が向上します。
通常のメガネでは高温による劣化や曇りの問題が生じることがあるため、専用のメガネを活用することで、より快適にサウナを楽しめるでしょう。
サウナでのコンタクトレンズの使用は可能ですが、乾燥や不快感などのリスクを理解し、適切な対策をとることが大切です。
コンタクトを外せる場合は外すのが理想的ですが、外せない場合は目薬を使用したり、意識的にまばたきを増やすことで乾燥を防ぎましょう。
また、視力補助の選択肢としてサウナ用メガネの活用も検討すると安心です。
健康な目を維持しながら、サウナでリラックスしたひとときをお楽しみください!

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